花籠に剣

日々プレイしたゲームの感想とか書きます。

【スタレVer2.0】ホタル及びストーリーへの違和感と疑問を探る

スタレVer2.0がリリースされて約10日が経ちました。

メインストーリーをプレイした開拓者だけでなく未プレイ勢の心をも鷲掴みにし、握り潰し、地獄へと叩きつけた美少女ホタルチャンへの行きどころの無いクソデカ感情がちょっと落ち着いてきたので、ストーリーの復習も兼ねてとある方のメインストーリー配信を見ていたところ、妙にひっかかる部分が出てきたので、一旦文章でまとめておこうと思います。

もちろん私が疑心暗鬼になりすぎて素っ頓狂な考えをしている可能性もありますので、そこは限界オタクのご愛敬ということでお願いします。

以下Ver2.0のメインストーリーの核心に触れるネタバレが出てきます。
未プレイの方はご注意ください。

 

■スタレの案内役は信用してはならない
そもそもホタルって、改めて見るとなかなか不透明なキャラです。
まず密航者であることから、正規の手順を踏んでピノコニーに来たわけではない。
嘘は(あまり)ついていないけど、真実を全て話しているわけでもない。
時計屋の遺産を狙っているけど、開拓者と対立するつもりはない。(そもそも星穹列車組の目的って時計屋の遺産ではない…よね?)
おそらく星核ハンターのサムとなんらかのつながりがある。
ロストエントロピー症候群だという所は真実だと思いますが、それでも不明な点が多すぎる。
ミステリアスな薄幸美少女…到着した星の案内役キャラとしては100点満点です。
ね、歴代案内役のお二人さん?
<なんのことでしょう?
<なんのことでしょうね~?

 

■一つ目の違和感
時間を飛ばして、ホタルと開拓者がテレビのある部屋に閉じ込められて記憶域ミームと戦うシーン。
戦闘に入ると、ホタルの「な、なんなの、このモンスターは―」というセリフが挿入されます。
このセリフからは、ホタルは記憶域ミームを初めて見たんだと察することができます。

第一段階を突破するとムービーが挿入されます。
ムービーの展開は以下の通り。

ホタルが記憶域ミームの腕に捕まれている。
記憶域ミームがホタルの顔を覗き込む?ホタルは後ろ姿しか見えないが、少し震えている。
ホタルの左手が映る。拳を握りしめそうになるも、思いとどまり、手の力を抜く。
ホタルの顔が映る。呼吸を整え、覚悟(対抗心?)を決めたような表情になる。

以後ブラスワさんが戦闘に参加してくれる。

一つ目の違和感がここです。
まず、戦闘開始後のホタルのセリフは、「な、なんなの、このモンスターは―」です。
文面をそのまま受け取るなら、ホタルはこのモンスター(記憶域ミーム)のことは初見なはず。

その後ホタルは記憶域ミームに補足されてしまいます。
普通なら初めてみるモンスターに捕まえられたら、怯えた表情を浮かべたり、やめてとか、いや、とか悲鳴を上げると思います。
ホタルが相当度胸のある子だとしても、捕まったなら脚をじたばたしたり、体を捩ってなんとか補足から抜け出そうとするはず。
しかし捕まったホタルはあえて体の力を抜き、呼吸を整え、記憶域ミームに対して覚悟(対抗心?)を決めたような表情をしています。
明らかにこっちに敵意ないし戦闘意志があると思われる初見のモンスターに対するリアクションではないんですよね。
このことから、
ホタルは記憶域ミームに関して何かしら情報を持っているのではないか?
記憶域ミームからの攻撃が時計屋の遺産を入手するために必要な過程だと知っているのではないか?
というのが一つ目の違和感です。

 

■二つ目の違和感
再び時間は飛んで、はぐれてしまったホタルと開拓者(と黄泉とスワン)がホテルのロビーで邂逅するシーン。

ムービーは以下の通り。

胸に拳をあて、口を横に結んだホタルの背後に、開拓者たちが近づく。
気配を察知し、ホタルが振り向く。その表情はやはり怯えたものではなく、何かを警戒しつつも覚悟を待っていたよう。
しかしやってきたのが開拓者だと気づき、安堵したような表情になる。
ホタルに駆け寄る開拓者。それを顔を見合わせて伺う黄泉とスワン。
空中に空間の歪みのようなものが出現し、そこから記憶域ミームが出現。
記憶域ミームが再びホタルを補足し、ズヌシャアとホタルの体を貫く。(この文章書いてるだけで結構ツライ)
ホタルの体が水?へと変化する。
黄泉とスワンは戦闘態勢をとるが、記憶域ミームは空間の歪みの中へ消えていく。

以下ホタルのこれまで痕跡を追っていくことになります。

一つ目の違和感を含めて、ホタルが記憶域ミームに対して何かしらの情報を持っているのだとしたら、
ホタルがこのロビーで待っていたのは開拓者ではなく記憶域ミームだったのではないかと考えられます。
そして待っていた理由が、記憶域ミームにホタル自身を狩らさせる事だったのではないかとも。

 

■多重夢?ループ?
考察班の間では、ピノコニー編は多重夢である、タイムリープないしループしているという説。
また星核ハンターのサムとホタルが同一人物じゃないかとの説もあります。

もしホタルがピノコニーでの出来事をループして何度も経験しているのだとしたら、記憶域ミームに関して何かしら知っている可能性はあります。
そしてそのループは、開拓者とは体験した順番が違うかもしれません。
私たちユーザーが見ているメインストーリーはまだ一度もループしていない1回目の時系列だけど、ホタルにとってはすでに何度か経験したことのある出来事かもしれません。
ですがそうなると、記憶域ミームとの初戦闘時のセリフはなんだったんだって事になりますが…。

ホタルがもしサムと同一人物ないし星核ハンターの関係者だと仮定すると、あらかじめエリオから脚本を聞いていて、知識としては記憶域ミームの事を知っていたとするとこちらも納得できます。
それなら記憶域ミームとの戦闘時のセリフも、「な、なんなの、このモンスターは―」からの(「あ、これがエリオから聞いていた記憶域ミームってやつかも?」)と、開拓者が戦ってる間に推察できたのかもしれません。

 

■ホタルの最期の言葉
ホタルは遺言(仮)として「ご…めん……」という言葉を残しています。
この言葉の意味はなんだったのでしょう?

開拓者に貫かれる姿をさらしてしまったことへの謝罪?
開拓者を巻き込んでしまったことへの謝罪?
開拓者に悲しい思いをさせてしまうことへの謝罪?
はたまた、自身が記憶域ミームに狩られる前に開拓者に対して何かしら成し遂げなければいけないことがあったけど、それを遂行できなかったことへの謝罪?

ホタルがループを経験するなりエリオから聞いているなりして最初から何かを知っていて、記憶域ミームに狩られる事を目的としていたなら、この言葉は何かしらのイレギュラーな事態に対しての言葉のような気がします。

 

■まだまだ残る謎
ピノコニー編は登場人物全員が怪しすぎてワクワクしますね。
嘘をついている人、いない人。
真実を言っている人、いない人が混在するとこんなにもカオスなことになるんですね。

ホタル以外にもまだまだ謎はたくさん残っています。
そもそも時計屋って誰?(時計屋は元ナナシビトじゃないかと考えています)
なんでロビンまで〇されてるの?(まじでわからん)
ループしてる説、主人公と同じくセリフの選択肢を選ばされている説が濃厚な黄泉さん(赤文字がルート分岐っぽい)
立場上、誰にも味方しなさそうなブラックスワンさん(傍観を貫くかと思いきや、自身にとってメリットになるならそこそこ介入してくるお方)
なんかもう胡散臭すぎて一周回って逆に信頼できるアベンチュリン(顔と声が良い)
夢境の中でみかけたミハイルって誰?(ミーシャはミハイルの愛称だとか)
人畜無害な顔して誰からも認識されてないっぽいミーシャ(映画シックスセンスみたいですね)
メインストーリー進めたら列車に乗ってくるミーシャ(大抵のキャラは同行クエストをやれば乗車するのに…)

なんやかんやでミーシャが一番不穏。
ミーシャは今後のキーパーソンになると睨んでいます。

 

 

 

【原神】Ver2.0実装前の予想と考察

2.0実装目前という事で、今妄想している内容の忘備録。

 

雷電将軍

永遠を求める七神。その為に稲妻国内の神の目を集めている。永遠という概念が天理の求めるものに一番近いらしい。そもそも神様なんだから、神の目を集めなくても自分の力で願いくらいどうにかできるものじゃないのか?それとも神の目って外付けHDDみたいに、増やせば増やすほど力が増加するものなのか?

神の目は神が与えた物だから、じゃあその力を神自身が使っても問題ないよね!っていう考えなんだろうか。でも他元素の目は他の神が与えた物なのに将軍が勝手に使っていいものなんだろうか。いや、そもそも神の目を与えているのは七神なんだろうか。

 

・将軍の求める永遠とは何か?

七神の力をもってしても手に入れることができない物とは何だろう。在り来たりだけど、永遠の命?一応原神の世界の七神は代替わりするので、七神も死ぬことがある?ただその死ぬという定義が、神の心を手放せば死ぬのか、人間のように生命活動が停止するのかよくワカラン。なら神の心を取られたウェンティや自分で手放した鍾離先生も神として死んだことになるのか。

雷は一瞬で現れ消える、でも将軍は雷の性質とは正反対の永遠を求めてる。その矛盾に苛まれているのかもしれない。

 

二つ目は永遠に国が続きますようにって願い?金リンゴのカラクリも、何か人間をカラクリに置き換えたみたいな描写だったし、将軍自身ではなくて、国民の永遠の命を願っているのか?テセウスの船みたいに、カラクリに作り替えたソレは、元の人間と同じと言えるんだろうか。

 

三つ目は、天理の調停者に関係?。崩壊3rdやってないので詳しくないけど、何かしらキアナ顔を助ける為に動いているのかもしれない。崩壊に対抗するために永遠を求めているのか。なら、天理の理想に近いってのと真逆の考えになるけれど。それか、天理は永遠に崩壊を求め続けるってことなのか?

 

・目狩り令

一般人から目を徴収しているらしいけど、綾華や宵宮、九条さん達幕府関係の人からは徴収しないのか?もしくは国内の所持者からすべて徴収してから回収するつもりなのか?雷の神の目はここ1年新たに所持者が出ていないそうだけど、他の元素の目は所持者が出てくるだろうから、それも永遠に回収しつづけるつもりなんだろうか。

珊瑚宮達のように反乱軍もいるみたいだし、将軍は集める理由を国民に説明していないのかもしれない。説明した上で反乱を起こされているのかもしれないが。国民の為を思って永遠を求めているのに、その国民が将軍の理想を受け入れられないっていう矛盾もある。

九条さんは目狩りの筆頭だから目狩り令に賛成なんだろうけど、他の奉行はどうなんだろう。

というか、神の目が神の意志で人間に授けられるなら、人から集めるよりも自分で作った方が早くないか?それをしないのは、神の目が七神の意志で授けられているわけではないのか。それか、人間の望みと反応して顕現するのか。神の目はその人間に神の注目が集まった時に顕現するという事しかわかっていないが、その注目を集める時というのが人によって様々なのでただの気まぐれなのか?

例えばベネットはガチ死にかけの時に顕現、リサは神の目が研究に必要だって思った時に顕現と、環境が違いすぎる。ベネットの死にたくないという気持ちと、リサの真理を求める気持ちに差異があるとは言えないが。でも神の目を盗んだ宝盗団は命の危機にさらされても光りはしなかった…

 

 

・万葉の友人

御前試合を申し込んだ友人は敗北して将軍に殺された?らしいけど、そもそも神の目所持者の殺害は、将軍にとってマイナスしかないんじゃないか思う。所持者が死んだ目は力を失うみたいだし、力を失った神の目が再び光をともすのは伝説上でしか聞いたことが無いと万葉も言ってたし。(モナと凝光は他人のお下がりの神の目を使っているけど、それは他人にベラベラ言うような事じゃないのかも?他にも所持者が亡くなった後の神の目を光らせたパターンは多々あるかもしれないが、報告が上がっていないだけ?)

それとも、七神は力を失った神の目を復活させることができるんだろうか。

 

 

【TACOMA】プレイ感想

Epic Gamesの今週の無料ゲーだったので、即インストして遊んでみました。

だいたいプレイ時間は4時間くらい。

ゲームというより一本の映画を見ているような作品でした。

最後はそこそこスッキリした終わり方だったのが、個人的には良かった。

 

宇宙ステーションが舞台ということですが、エイリアン的な敵もいないし、謎解きゲーによくあるルート分岐も無い一本道ゲー。怖いのが苦手でウォークングシミュレーター好きな人にはおすすめ。ただしフルプライスだとちょっと高いと感じるかも。

 

主人公はステーション内を探索するのですが、過去にクルー達がとった行動をビジョンとして観る事ができます。この辺はオブラディン号のやつが似た感じですね。

オブラディンと違って、TACOMAは時系列順に過去の出来事が見れるので、特に混乱するようなことはありませんでした。オブラディンが難しすぎるんじゃ。

 

多少の謎解きはあるけど、めっちゃ簡単なので詰まることは無いです。

 

ストーリー後の、ステーションの運営会社はどうなるのか、クルー達はどうなったのか、とても気になる終わり方でした。

 

あとODINはかわいい。

 

【ポケモン剣盾・考察】ダンデとは何者か

ポケモン剣盾の現チャンピオンとして登場するダンデ。
彼は剣盾の前作、もとい、前日譚、別世界線の主人公なのでははいかという話を聞いた。
その根拠を考えてみる。


・名前と花ことば
日本語ではダンデ。英語ではLeonとして登場する。
綴りは違うみたいですが、明らかに「ダンデライオン(たんぽぽ)」ですね。
タンポポ花言葉
・愛の信託
・信託
・真心の愛
・別離
などがあるそうです。
ホップの伸びた身長をピタリと当てるほど家族思いで、かつそれだけ永い期間離れて暮らしていたということでしょう。


・背番号
ダンデの背番号は1番。
1番=頂点という意味と、
ジムチャレンジの元となっているサッカーにおいて、背番号1番を背負うのはキーパー。ガラルを守る守護神ということなのか。
もしくはかつて、ガラルを”何か”から守ったのか。


・リーグカードより
ダンデのリーグカードには、10歳でリーグの頂点に立った的な記載がある。
ポケモン世界の主人公は10歳前後。(サトシも10歳)
ポケモンの主人公はもれなくチャンピオンになるので、ダンデもチャンピオンとなり、ゲームをクリアした元主人公なのではないか?


・方向音痴の設定
私たちプレイヤーは、急ぎの用事(ストーリー上のイベント)があっても、寄れそうな道があれば寄り道し、この先に進め的な事を言われても逆方向に帰ろうとする。ジムチャレンジほっぽり出して、ワイルドエリアに籠ったプレイヤーも多いと思う。
ポケモン世界の住人からすれば、この主人公の行動は極度の方向音痴と捉えられてるのかもしれない。
ストーリー内でちょくちょく語られる、ダンデが方向音痴という設定も、プレイヤーの存在が関係していたのかも。

最序盤、ダンデを迎えに行くだけなのに、あんなにわかりやすい一本道なのに、せいぜい100m前後の駅に行くだけなのに、草むらに行こうと、いったん家に帰ろうとした方は手をおあげなさいまし。


・ソニアとキバナ
昔ダンデと共にジムチャレンジに参加したソニア、今でもライバルとして競い合っているキバナ。
この二人は主人公のライバルポジションだったのではないか。


・ザシアンとザマゼンタ
色の三原色は、シアン(青緑)、マゼンタ(赤紫)、イエロー(黄)である。
シアンとマゼンタは伝説ポケとなっているが、では黄色はどこにいったのか?
ダンデ(タンポポ)も、ソニア(サンダーソニア)キバナ(キバナコスモス?単なる黄花?)も、彩度明度は違えど、だいたい黄色い花である。
シアンマゼンタイエローを混ぜると黒になりますが、実際本編中で伝説犬二匹と主人公達がなんやかんややって、ブラックナイト(ムゲンダイナ)を治めていました。

あいのうた~精霊と恋の輪舞~<攻略>

何かSteamで1000円以下の乙女ゲーないかなーと探していたところで発見。

総プレイ時間は4時間くらいでしょうか?サクッとお手軽にクリアできました。

 

https://store.steampowered.com/app/1212780/Ai_no_Uta/

(R18作品なのでご注意を)

 

とにかく絵がとても美しい。ヒロインが人間でなく精霊だということもあってか、スチルがもれなくキラキラしている。BGMもゆったり系で癒されました。
ヒロインちゃんもとても良い子。お嬢様だけど世間知らずってわけでもなく、町の皆と仲良く暮らしている、ちびっこにも人気なとても優しい子です。あとグラマー。

ただ気になった点をあげるとすれば、メッセージウィンドウの装飾がめっちゃでっかい……
せっかくきれいなスチルなのですが、ウィンドウに被さってスチルが見にくいのが残念でした。
のと、ヒロインの立ち絵が攻略キャラに対して大きいんですよね。ヒロインちゃんかわいいのですが。

 

各エンディング分岐は以下↓

 

【アルデルート】
  GOOD END
   <セーブ1>・兄さまのところへ行く。
   <セーブ2>・……やるしかない。
  BAD END
   <セーブ2から>・アルと離れたくない。

 

【シオン】
  GOOD END
   <セーブ1から>・散歩に行く。
   <セーブ3>・シオンを追いかけた。
   <セーブ4>・アルデルートに答える。
  BAD END
   <セーブ4から>・シオンを探す。

【カイル】
  GOOD END
   <セーブ3から>・カイルに声をかけた。
   <セーブ5>・何でもないと言う。
  BAD END
   <セーブ5から>・入っていいと告げる。


STEAMのストアページには「同意のない~」と注意書きがありましたが、これはシオンのBADのみです。他BADはレ〇プ紛いの事はしておりませんでした。とはいっても、BADなので対象キャラと結ばれはしないのですが。

 


ここから各ルートの感想。多分にネタバレを含みます。

 


お兄様はヒロインへの片思い拗らせてるので、建前と本音がぶつかり合う昼メロドラのようなルートでしたね。中国とか韓国のドラマにありそう。
ヒロインは妹だし、でも血はつながってないし、自分には婚約者いるし、……という、禁断の恋的な話。これまた婚約者が嫌味キャラならプレイヤーからヘイトを稼げたんでしょうが、これまた素敵なお姉さんだし。
ポッと出のシオンに嫉妬しまくりで序盤はかなりギスギスしていたのがつらかったです。
カイルルートだとお兄様はそんなにつっかかってこないので、純粋にヒロインと根幹がつながっているシオンが妬ましかったんだなぁと思いました。
三人の中で一番修羅場ったルートでした。
シオンBADエンドではヒロイン好きすぎてレ●プするし、ある意味一番救われないお可哀そうな人だなと。


シオンはヒロイン(とヒロインのパパ)以外への対応がツンドラリザード級の冷たさだったのが、少しずつ人間と触れ合って、丸くなっていく変化が楽しめました。
お兄様と決闘するところなんか、わざわざ刀で対応せずとも精霊の力を使えばよいのに、お兄様と同じ土俵で決着をつけようとする男気が良いですね。今まではヒロインの為の言葉しか発してこなかったシオンが、初めて自分の気持ちをヒロイン以外に発するシーンは感動しました。
三人の中で一番作中で変化したキャラなんじゃないでしょうか。
カイルBADでは、自分には振りむいてもらえないけどヒロインのそばにいれるならそれでいいと、こちらもある種のヤンデレ属性でしたね。
メイドのジリーちゃんやカイル君のと掛け合いがコメディしててほっこりしました。

 

カイルは等身大の恋って感じで、他上二人に対してかなり王道をいく幸せな展開になっていて癒されました。私が同い年キャラが好きなのもありますが好き。
カイルルートは上二人に対してあまりリシアスなシーンも無く、心穏やかに読み進めれたので、最後にプレイするか最初にプレイするかで、後々のプレイヤーの心へのダメージが違ってくると思います。
ちびっこに人気のお兄ちゃんキャラいいですね。純粋に一人の女の子を好きになって、その子を助けたい、守りたいと願う。そういうキャラに私は弱いのです好き。
お兄様BADではヒロイン連れて旅に出るという、健全?なエンドでした。

 


この作品は全体を通して、「知らない事を知ろう、お互いに解ってもらおう」と、何度も繰り返します。お兄様のヒロインへの思い然り、シオンの人間への嫌悪然り、カイルの精霊と会いたいと願う気持ち然り。
自分が苦手だと思っていることも、よく知り、理解できれば、それはとても素敵なことなんじゃないかと思います。

 

ところでジリーちゃんとのルートはどこですか?私は君も攻略したいよ。

【ネタバレ】リトルナイトメア感想と考察

リトルナイトメア、すごく面白かったですね。
私はとある方のプレイを見させていただいたのですが、「LIMBO」や「INSIDE」等の雰囲気に似てるなと思いました。
初見殺しも多いみたいですし、あまり画面に色味が無いのも、ダークさを感じさせてくれていい雰囲気だと思います。

他のブログ様等でもたくさん考察されていて今更ですが、個人的にまとめていきたいです。
あくまで個人的な感想と考察なので、間違っている点も多々あると思いますが、あぁこんな考えもあるんだな的な感じでスルーしてください。

主人公「SIX」について
まず特徴ですが、

 

・周りのオブジェクトに対して小さい
シックスに対して回りのオブジェクトが大きすぎたり、はたまたちょうどいい大きさもあったりと、シックスは他の生物と違う種族か何かなのでしょうか。
度々出てくるノームは、色んな作品で出てくる大地の妖精と見ていいでしょう。
ノームは地中に住む小人らしいので、シックスもその類なのかも。


・黄色のレインコート
黄色いレインコートは、シックスが子供であることを表現しているのでしょうか。
大人になったらこんな色のレインコートは着ないでしょうしね……。
また、クトゥルフ神話に出てくる「黄衣の王ハスター」を彷彿とさせます。
ステージ中にある「目」に見られると石化してしまうのもそう感じた理由です。
(後述します)


・顔が全く見えない
シックスに限らず、この作品に出てくるキャラクター達は顔、というより、プレイヤーから見て、目が見えません。
女管理人「レディ」も仮面ですし、双子のシェフも、レザーマスクを被っている描写がありました。(顔の下から手を突っ込んでました)
腕の長い「管理人」も皮が被さってますし。(●茎かな)
レディがステージ中の鏡を割っていたのも、他人からの視線をかなり嫌っているって事で間違いないでしょう。
自分の見た目にコンプレックスを持っている人に対して鏡を見せつけるというのもお約束ですね。
デメントのダニエラさん参照。


・裸足
靴が散らばっているステージがありましたが、あれは外から来たゲストが穿いていたものでしょう。
公式サイトの説明文から考えると、レディがゲストを招き→食事を振る舞い肥えさせ→魂を吸う→亡骸は次回のゲストを持て成す材料になる→靴とか服は後程処分
ってことかな。
最初から靴を履いていないシックスは、外から来たゲストではなく最初からのこ船の住人という事を意味しているのでしょうか。


・はらぺこ
シックスは公式サイトで「お腹を空かせた」と表現されています。
シックスが捕食するシーンがありますが、パン、お肉、生きたネズミ、シックスを心配してくれたノーム、最後にレディと、次第に食べるものが狂気じみてきます。
動物は「何が食べ物なのか」というのを周りの環境から(親や仲間の動物)から学びますが、こんな環境ではシックスの倫理観がおかしくなっていくのも頷けます。


食欲の権化
シックスこの食べっぷりは「蠅の王ベルゼブブ」をも彷彿とさせます。
ベルゼブブは七つの大罪で6番目の「暴食」を司る悪魔でもあります。
ラストのシーンでシックスが魂を吸っている時、周りに黒い虫のような物が飛んでいるのは、蠅ではないでしょうか。
同じく暴食を司るケルベロスは、亡者を貪り食うといいます。
ゲストは皆死んだ目をしてますし、亡者みたいなものでしょう。

 

名状しがたい者
また、上記でシックスはハスターとも書きました。
船の中にはあちこちに目のモチーフが描かれています。
序盤では目から放たれる光に当たると石化してしまう描写もありました。
クトゥルフ神話で目はエルダーサインと呼ばれ重要な象徴です。
このエルダーサイン、ハスターに対して抜群の効果があるそうです。
TRPGとかだと、足止めとかに使われますね。

 

「管理人」と「首吊り」
身体に対してかなり腕の長い「管理人」と、序盤に出てきた、足の長い「首吊り」。
昔話だと腕の長い生き物には、対として足の長い生き物がつきものなのですが、足長さんは死んで(仮)いましたね。
身体のサイズには合わない、立ったままのイス、脱いでいない靴、遺書っぽい手紙。
自殺したにしては不自然だと思うのですが。
見ちゃいけないもの(レディの素顔とか)を見て殺されてしまったのか……。

また、手長さんは目が見えていないのに、監視室がありましたね。
昔は足長さんが監視していたのでしょうか。

 

レディとシックスの関係性

母子説、姉妹説、他人設、クローン説と色々ありますね。
私はレディは「バアル・ゼブル」説が一番しっくりきました。
このバアル・ゼブルは、ベルゼブブと同一とされている神様ですね。
「主人」「地主」を意味するそうで、船の主としても合っています。
レディは魂さえ吸えれば食事は必要無いみたいなので、そうなると、シックスは「レディから取り除かれた食欲という概念」という存在でしょうか。TOAの完全同位体みたいな。

シックスは食べた物の能力を吸い取る能力があるみたいで、「吸い取る」というのはレディの力を引き継いだようにも思えます。
そうなると、物語のラストでレディがシックスに食べられたのも、予定調和なのかも。
レディが食欲という概念を切り取りシックスという存在を作り上げ、次第に能力に目覚めて行き、最終的に自分自身を食べさせ、シックスを船の主に仕立て上げ、また食欲という概念を切り取り……みたいな無限ループ。
ICOの女王もそんな感じでしたね。
船を永久に動かし続ける為に、ずっと主でいるために、自分が永遠に生き続ける為に。


監視者の目
目は「監視、管理」をも意味します。
有名な所だと、フリーメイソンプロビデンスの目とか、指輪物語サウロンの目とかでしょうか。大いなる存在が、自分より上位の世界にはいるんだぞという。
この作品の場合だと、目はレディの監視する目だと思うのですが、ゲームロゴは、目とシックスが重なったデザインになっていますね。
これはシックスが見られているという意味にも取れますし、シックスがいずれレディになり、監視するようになるという意味にも取れます。


シックスのさみしさ

公式サイトで、シックスは「一番のくらやみの中に独りとらわれた女の子」と紹介されています。
シックスがレディの娘ならばレディが育ててもいいと思うのですが、シックスの「食欲」はある意味レディにとっても脅威であるので、変に刺激しないように監禁していたのでしょうか。それか一切倫理観を植え付けない為か。シックスには最終的にレディを食べてもらわなきゃいけないので。
また、シックスはノームを見つけたらきゅっと抱きしめる動作をします。
この動作、すごくかわいいのですが、反面、シックスが愛情を求めているようにも見えました。抱き枕が無いと寝れない人は寂しがりやみたいな。
そりゃあこんな小さな女の子がこんな暗い所に閉じ込められたら寂しいよなぁ。
まだまだ誰かに甘えたい年頃だろうし、かわいいものは抱きしめたいだろうしね。
倫理観崩壊してても、かわいいは正義

また、「普通の子どもならとうの昔に音をあげていたような出来事であっても」「立ち向かっていく」とも紹介されています。
これ、遠回しにシックスが「普通の子ども」ではない事を言っている…?。

 

レディのコンプレックス

レディは自分の顔を嫌っている描写がありましたね。
女性が自分の顔を嫌う理由として想像できるのが、ひどいケガをしたとか、生まれつき醜いとか、老いたとか……

生まれつき自分の顔が嫌いだったら、あんなに船中に肖像画を飾らないと思うんですよね。
ある一定の期間から自分の顔が嫌いになり、だから布をかけて隠している、とか。
小さい子供の絵は布がかけられていないですし。
自分が美しいままでいる為には、自分を捕食し、自分と成り替わってくれるシックスは必要不可欠な存在なはず。
だから船の奥深くで、ちょうどよい時期になるまで監禁しておいたのでしょうか。


名前

直訳だとレディは貴婦人、淑女あたりだと思うのですが、「奥様」「お嬢さん」という意味にも取れます。
名前ではなくて、ただの呼び名っぽいですね。
レディがわざと自分(レディ)を自分自身(シックス)に食べさせる永劫機関説を採用すると、レディは何回も「食べられた」存在なので、特定の名前が無い方が自然なのかも。
そうなると、「シックス」という名前も、単純に「6番目の自分」という意味合いに取れます。
タイトルの「LITTLE NIGHTMARES」と複数形になっているのも……

 

いかんせん明確な説明が一切ない作品なので、エンディングはプレイヤーの想像にお任せします。というのが開発の意図なのでしょうが、謎多き作品でした。

【艦これ】潜水艦を捜して

鎮守府レベルがいつの間にか78にまであがっていました。
提督業を本格的に始めてから約4ヶ月経ちましたが、このスピードが早いのか遅いのかはわかりません。
ちなみに刀剣乱舞の方は2ヶ月で本丸レベルカンスト、刀帳コンプしました。
小狐丸捜して脳死してた頃は楽しかった。(白目)

15年夏イベも終わり、精神も資材も尽き果てた提督の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
かくいう私は、結局イベント完走出来ず。
速吸貰った後はひたすら菊月旗艦にしてE1掘ってました。

さて、鎮守府レベル80間近な私ですが、未だに3ー4がクリア出来ずに悶々としています。
通常海域なのでクリア期限とかないですけど、やっぱりイベントの為に海域開放はしておきたいんですよね。

ちな、うちの鎮守府には大和型はもちろん、長門型すらいません。
建造でも扶桑山城しか来ないので、最近は開き直って1ー5潜水艦掘りに転職しました。
しかしまぁ、ボスでS勝利しても潜水艦の来ないこと来ないこと。
58より先に19が来ましたからね。わけわからん。
8は鎮守府のレベル80以上じゃないと来ないようですし、ナガモン探しつつオリョクルしながら鎮守府レベルあげるしかないですね。